火災保険は半焼でも適用される?
火災保険は、建物が全焼すると適用されることはご存知かと思います。
では、半焼の場合は適用されるのでしょうか。
そこで今回は、火災保険は半焼でも適用されるのか詳しくご紹介します。
▼火災保険は半焼でも適用されるのか
火災が起きたら、半焼の場合でも火災保険の補償はされます。
半焼の具合や損傷によって保険金が異なります。
また、全焼だと思っていても半焼と判断されたり、半焼と思っていたら全焼と判断されることもあります。
▼半焼の基準
建物の焼き面積が、火災直前の建物評価額の20%以上なら半焼と判断されます。
■全焼と判断される場合もある
消防署が半焼と判断しても、保険会社は全焼と判断するケースもあります。
なぜなら、保険会社では消火損害を判断基準に入れているからです。
消火損害とは、消火をする際の起きた損害のことをいいます。
消防署では消火損害を判断基準に入れていないため、保険会社が確認すれば全焼と判断されることもあります。
■半焼でも火災保険が適用されない場合
火元が自身の家でも、下記の場合は火災保険の補償を受けられない可能性があります。
・寝タバコによる出火
・子どもによる火遊び
・天ぷらを揚げている際、その場から離れた
・庭の花火による出火
これらの場合は過失と判断されてしまうため、半焼しても火災保険が受けられない可能性が高いです。
▼まとめ
火災保険は半焼でも適用されます。
全焼か半焼かは、消防署と保険会社によって判断が異なるので注意しましょう。
過失が認められれば、半焼しても補償されない場合もあるので、気をつけてください。
また、「株式会社加藤建装」では、損害を受けた建物の修繕や現状回復をおこなっている会社です。
火災による半焼で建物を修繕を検討している方は、まずはお気軽にお問い合わせください。