火災保険には水災も適用されるって本当?
火災保険は、火災にしか対応していないと思っている方も多いかもしれません。
しかし、実は「水災」にも火災保険が適用される場合があります。
今回は火災保険による水災への補償や注意点について解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
▼火災保険は水災にも適用OK
火災保険には「水災補償」も含まれていることが多いです。
水災とは一般的に「水害」と呼ばれるもので、洪水・高潮・土砂崩れなどによる被害を指します。
ただ人によっては火災保険の加入時に、水災を補償に加えない選択をしているケースもあるにで注意が必要です。
近年は全国どこでも水災が起きる可能性がありますので、もし水災を補償に入れていない方はこの機会に見直しておくと良いでしょう。
■どこまで補償される?
火災保険の水災で補償される範囲は「建物のみ」「家財のみ」「その両方」から選べる場合が多いです。
どれを選ぶかによって保険料も異なりますが、最低限「建物」の補償は入れておいたほうが良いでしょう。
■地震による水害は「地震保険」が必要
水災の補償で少し難しいのが、地震による津波や土砂崩れです。
同じ水災ではありますが、地震が原因の場合は火災保険ではなく「地震保険」が必要です。
火災保険に加入する際は適用範囲をしっかりご確認のうえ、希望する補償が得られるように注意してください。
▼まとめ
火災保険は、火災による被害だけでなく水災にも適用される場合があります。
補償を受けるには加入時に「水災補償」も加えておく必要がありますので、選択していない方はこの機会に見直しておくと良いでしょう。
なお地震による津波や土砂崩れなどの被害は、火災保険ではなく「地震保険」に入っておかないと補償されません。
詳細は保険会社にも確認しながら、不足のない契約を心がけましょう。