床下浸水では火災保険が適用されないの?水災補償とは
2023/08/15
コラム
最近は異常気象が多くなり、床下浸水の被害が増えています。
そこで今回は、床下浸水に火災保険が適用されるのかどうか解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
▼火災保険が適用されるかどうかは場合による
床下浸水に火災保険が適用されるかどうかは場合によります。
基本的に床下浸水のみでは火災保険は適用されません。
以下の3つの条件を満たしていると適用されます。
・床上浸水がある場合
・地盤面から45cmを超える浸水がある場合
・再調達価格※の30%以上の損害がある場合
といっても床下浸水で再調達価格の30%以上の損害が起こるケースはまれなので、基本的には床下浸水は火災保険の対象にならない、と思っておいたほうが良いかも知れません。
床上浸水の場合は補償の対象となりますよ。
※再調達価格…同等の物件などを新たに購入するために必要な資金のこと
▼水災補償とは
床下浸水では適用されない水災補償。
水災補償は洪水や大雨などの水災による損害をカバーします。
日本は台風や地震などの自然災害が多いので、水災補償の重要性は大いにあります。(地域によって重要性は異なる)
▼まとめ
床下浸水に火災保険が適用されるかは場合によりますが、床下浸水で火災保険が適用されるケースは少ないです。
また水災補償は、洪水や大雨など水災による損害をカバーしてくれますよ。
火災保険を利用した建物の修繕をご検討中のかたは「株式会社加藤建装」まで、ぜひお気軽にご相談ください。