賃貸契約の時、地震保険も加入した方がいい?
2021/04/15
コラム
賃貸の場合、契約の条件として火災保険加入を義務付けられているケースがほとんどです。
しかし、地震保険に関しては任意となっています。
さて、ここでは賃貸契約の場合、地震保険にも加入した方がいいのか?について簡単に説明していきます。
▼地震保険とは
実は火災保険といっても、地震によって発生した火災による被害に関しては補償していません。
そのリスクを補っているのが、地震保険なのです。
そんな地震保険ですが、これは火災保険とのセットで加入するほか方法はありません。
そして、補償額は火災保険の補償額の最大50%までとなっているうえに、被害の状況によっても補償額がかわってきます。
例えば、火災保険を上限の1,000万円で契約したとします。
そして地震による被害が全損だと認められ、100%おりることになったとしても、その際に補償されるのは500万円となります。
半損だと50%の250万円、一部損であれば5%の50万円なのです。
▼賃貸契約における地震保険の必要性について
賃貸の場合、建物全体の補償は貸主が入っていますので、
借主は「地震から家財を守る」「地震による被害からの原状回復費用」として考えましょう。
火災保険でカバーできない部分のために地震保険に入るのか、保険料を支払う代わりに貯蓄するのか。
現在の貯蓄や自分自身の生活環境を考慮して加入するかどうかを検討するのがいいですね。
▼まとめ
退去時の原状回復の時、加入している保険が適用されるのかどうか等の相談も、株式会社加藤建装では承っています。
埼玉県の方は勿論のこと、近隣の県にお住まいの方への対応もしていますので、お気軽にご相談ください。