地震保険に入るメリットとは
近年の日本は地震が多発しているため、地震保険に加入する方が増えていると言われています。
でも、地震が起きなければ地震保険が役立つことはなさそうですよね。
地震保険に入っておくことには、本当にメリットがあるのでしょうか?
▼地震保険のメリット
実は、地震による被害が補償できるのは地震保険だけです。
火災保険では地震の損害は対象外ですので、火災保険に入っているからといって安心することはできません。
地震による損害に対して補償金が出るというのは、地震保険の最大のメリットと言えるでしょう。
■国からの補償や税金控除を受けられる
大地震が起きると、あまりにも補償額が大きすぎて保険会社が破たんするのではと心配になる方もいるかもしれません。
しかし地震保険に関しては、国が保険金を負担する「再保険制度」があるため、補償について心配する必要はないです。
所得税や住民税の控除の対象になるなど、税金の面でもお得感があるので、こうした点も地震保険のメリットと考えられます。
■デメリットは?
地震保険は損害を受けた金額分がそのまま補償されるわけではなく、「全損」「半損」「一部損」と、段階別に保険金が決まっています。
場合によっては保険金では損害額に足りないことがあるかもしれません。
こうした点は地震保険のデメリットとも言えます。
とは言え、地震保険に加入していなければ保険金をいっさい受け取ることができません。
実際に被害を受けた時の事を考えると、やはり加入しておいたほうがメリットは大きいでしょう。
▼まとめ
地震保険は保険会社が単独で作っているプランというより、国主導で行われている保険です。
これからの時代はいつどのような規模の地震が起きるかわかりません。
いざという時に困らないためにも、地震保険への加入をしっかり検討してください。