地震保険はリフォームも対象になるの?
地震によって家屋が被害を受けた時、これを機にリフォームしてしまおうと考える方もいるのではないでしょうか。
その際、地震保険がどこまで適用されるのか気になりますよね。
今回は地震保険がリフォームの対象になるのかどうかを解説します。
▼地震保険は「元に戻す」修繕が対象
地震保険は、基本的に地震によって受けた家屋の損害を「元に戻す」ためのものです。
しかし破損状況によっては、元の状態と全く同じにすることはできませんよね。
この場合はリフォームに近い形で、地震保険の適用範囲内で施工を行うことができることもあります。
■地震保険が適用されない例
地震保険を使ってのリフォームや修繕が認められない一例としては、以下のようなものがあります。
・経年劣化でいつ壊れてもおかしくなかった部位の破損
・特に破損していない部分のリフォーム
つまり、地震が起きなくても壊れたであろう部分や、地震が関連しないリフォームには地震保険は使えません。
「明らかに地震によって壊れた」部分にしか適用されませんので、この点を留意の上で保険金の申請を行ってください。
■詳しくは業者に調査を依頼しよう
どこまでが地震保険で補償されるのか、個人で判断するのは難しいと思います。
的確に見極めるためには、保険適用での修繕工事に長けた業者に調査を依頼すると良いでしょう。
保険金の申請方法のアドバイスも受けられますから、スムーズに保険会社とやり取りができ、迅速に保険金を受け取ることができます。
▼まとめ
多くの人にとって、地震による家屋の損害は初めての経験になるでしょう。
もし地震の被害を受けてしまったら、早めに修繕の依頼と保険金の申請を行ってください。
いざという時に慌てないためにも、今から信頼できる業者を見つけておきましょう。